ペットの健康コラム
愛犬の寒さ対策にダンボールは便利!保温性を生かす使い方と注意すべきポイント
- ペットのアレコレ
- 2020/12/21
愛犬にとって、ダンボールは寒さ対策として大いに活用できます。
ダンボールが持つ保温効果によって、寒さを防ぐのです。愛犬の身体にも負担を与えることがない、とても便利に活用できます。
しかし、ダンボールを使用するときには飼い主が注意しなければならない点もいくつかあるのです。
そこでこの記事では、愛犬の寒さ対策にダンボールを使いたいときはどのようにすればいいのか、またどんなことに注意すればいいのかを詳しく解説します。
〜目次〜
ダンボールで愛犬の寒さ対策①寝る場所に敷く
ダンボールがもっともおすすめできるのは、寝るときです。寝床にダンボールを敷いてあげることで、体から体温が逃げていくのを防げます。
夜間も暖房を入れ続けるというのは、電気代のことも考えると厳しいですよね。ダンボ^-るを上手に活用して、愛犬が眠りやすい寝床をつくってあげましょう。
ダンボールの上に毛布やタオルを敷くのもよいでしょう。床の上に敷くよりも、保温効果は断然上がります。
ダンボールの下にアルミシートを敷いたり、ダンボールを二重にすることも効果的です。ぜひ試してみてください。
ダンボールで愛犬の寒さ対策②ケージの周りを囲う
ケージの周りをダンボールで覆うことで、ケージ内に充満する愛犬から放散される熱を閉じ込めてくれます。その結果、ケージ内の温度が上昇するのです。
その上から発泡スチロールやビニールシートで覆うことで、さらに保温効果をアップさせられます。
ダンボールの中に毛布やタオルを詰め込むのもおすすめです。さらに湯たんぽを併用することで、温かい空間をつくり出せます。
冬用にダンボールでハウスをつくってしまうのもよいでしょう。ペット用品として販売されていますので、ぜひ活用してみてください。
愛犬の寒さ対策にダンボールを使うときの注意点
ダンボールで注意しなければならないことは、主に以下の2つです。
かじってしまう
愛犬がダンボールをかじってしまうことがあります。かじって、ダンボールが傷んでしまうと使えなくなりますし、衛生的にも良くありません。
また、誤って食べてしまうと体調を崩す原因にもなりますし、病気の恐れもあります。ダンボールをかじるようであれば、しつけるようにしてください。
長期間使用を避ける
同じダンボールを冬場ずっと使い続けるのはやめてください。1~2週間ごとに交換するなど、できる範囲で頻繁に新しいものに交換しましょう。
長期間使用し続けるのは、衛生的に良くありません。よだれや排泄物で汚れることもありますし、そのまま放置すると虫が湧くこともあります。
ダンボールの他に愛犬の寒さ対策になるグッズ
ダンボール以外にも、愛犬の寒さ対策に役立つグッズはいくつかあります。代表的なものをご紹介しましょう。
アルミマット
アルミマットは冷気を通さず保温する性質があります。また、熱を反射する性質もあり、保温効果が高いという特徴も。
防ダニ加工が施されているものを選ぶのがよいでしょう。
サーキュレーター
犬は人間よりも低い位置で過ごしています。そのため、エアコンの電源を入れていても、愛犬の生活スペースには冷気が漂ったままということもあるのです。
そこで、サーキュレーターを導入してみましょう。温かい空気が循環し、部屋中の隅々まで温まるようになります。愛犬が過ごしやすい環境となるので、おすすめです。
愛犬の寒さ対策にダンボールは有効!
愛犬の寒さ対策にダンボールを使用する方法をお伝えしてきました。
ダンボールを使う方法は、愛犬の身体にやさしく、負担も少ないので、愛犬の寒さ対策にはおすすめです。
アルミシートや湯たんぽ、毛布などそのほかのアイテムと併用することにより、保温効果をより高めることができます。
ぜひダンボールを上手く活用し、寒い冬を愛犬と一緒に健康的に乗り切ってくださいね。