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ペットの健康コラム

愛犬にぶどうを食べさせたらダメな理由は?腎不全になる量と対処法

  • ペットのアレコレ
  • 2019/03/29

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犬にぶどうを与えてはいけないって、ご存知でしたか?

 

愛犬にぶどうを与えると、命を左右するような中毒事故につながってしまう可能性があるので、絶対に愛犬にぶどうを与えてはいけません。

 

この記事では犬にぶどうを与えてはいけない理由や、誤食してしまった時の対処法などをご紹介します。

 

 

なぜ犬にぶどうを与えてはいけないのか

 

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それではまず、なぜ犬にぶどうを与えてはいけないのかについて解説します。

 

犬にぶどうを与えると腎不全の原因になる

犬がぶどうを食べて腎不全になったという事例が数多くあります。

 

しかし、ぶどうのどの成分が腎不全を起こす要因となっているのか、そのメカニズムはまだ明らかにされていないのです。

 

事例だけがあるという状況ではありますが、腎不全になると愛犬の命にかかわるので、愛犬にぶどうを与えてはいけません。

 

ぶどうの実よりも皮の方が危険?

ぶどうの実を食べた場合よりも、皮を含めて食べてしまったケースの症例が多いようです。

 

ぶどうの実よりもむしろ、皮の方が危険とも言われているので、ぶどうの皮の誤食にも注意が必要となります。

 

レーズンの方が症状を起こしやすい

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レーズン、干しぶどうは体内に入ると水分を含み、胃の中で膨らんでしまいます。

 

食べた量以上に症状を起こしやすくなるので、とくに注意しましょう。

 

犬が中毒を起こすぶどうの量とは?

 

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犬がぶどうをほんの少し誤食しても、すぐに死んでしまうというわけではありません。

 

明確な致死量がわかっているわけではありませんが、危険性が高まる量の目安をお伝えします。

 

体重5kg:巨峰1~2粒程度、デラウェア5粒程度

体重10kg:巨峰2粒程度、デラウェア10粒程度

体重15kg:巨峰3粒程度、デラウェア15粒程度

 

小型犬は少量食べただけで重症化する恐れがあるので、食べたことが分かったらすぐに病院へ連れて行った方が良いでしょう。

 

症状が出ていれば、目安量ほど食べている可能性がなくても病院の診察を受けてください。

 

また、干しぶどうやレーズンは通常のぶどうよりも症状が出やすくなっています。

干しぶどうやレーズンは少量でも気をつけてください。

 

犬がぶどうを食べてしまった時の対処法

 

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飼い主が目を離したすきに愛犬がぶどうを誤食してしまった時は、どのような対応をとればよいのでしょうか。

 

まずは状況を把握する

対処を考える前に、何をどれくらい食べたのか、状況を把握してください。

 

その内容を獣医に伝えることが治療を左右するので、焦らずに冷静に現状を認識しましょう。

 

この時に口の中にぶどうの皮などが残っている場合は、かき出してあげてください。

 

飼い主自身の判断で吐き出させない

ネット上に吐き出させ方が説明されている場合がありますが、実践しないでください。

 

飼い主が自ら吐き出させる行為は、犬にとって非常にリスクの高いことであり、ぶどうよりも吐き出させようとしたことが原因で命を落とすリスクもあります。

 

吐き出させるレベルと判断した場合は、とにかくまず病院へ連れていきましょう。

 

中毒症状は食べてから2時間~5時間で起こる

ぶどうの中毒症状は食べてからすぐに起こるわけではなく、2時間から5時間後に起こります。

食べてすぐに中毒症状が起きなかったとしても、油断しないようにしてください。

 

ぶどうの中毒症状とは?

ぶどうの中毒症状とは、主に以下のようなものです。

 

・元気がなくなる

・ぐったりとしている

・食欲がなくなる

・下痢 など

 

また、急性腎不全が疑われるのは次のような症状のときです。

 

・おしっこの量が減る

・背中を丸めてじっとしている

・意識が低下している

・呼吸が荒くなっている など

 

ぶどうを食べたあとにいつもと様子が違う場合は、食べた量にかかわらず、すぐに病院へ連れて行くようにしましょう。

 

腎不全の場合は尿の毒素が体内に溜まり、他の臓器にも影響を及ぼし、命を落としてしまう可能性もあります。

 

愛犬のぶどう誤食を防ぐための対策

 

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愛犬のぶどう誤食を防ぐためにはどのような対策をすればいいのでしょうか。

 

愛犬をぶどう中毒から守るには、飼い主の意識が必要です。

 

ぶどうを放置しない

買ってきたぶどうを犬が届くところに放置したり、ぶどうを食べたあとの皮を放置しないようにしましょう。

 

犬はぶどうの甘い匂いに誘われて、思わず食べてしまう可能性があります。

 

ぶどうを食べるタイミングを注意する

落ちてしまったぶどうをサッと食べられてしまうかもしれません。

 

ぶどうを食べるのは愛犬が寝たあとや、愛犬が散歩に出ているときにするなど、工夫するようにしましょう。

 

ぶどうの加工食品も与えない

ぶどうジュースやゼリー、ぶどうパンなど加工食品を与えることもやめましょう。

 

人間の食べ物を犬に分け与えるくせがある人は要注意です。

思わぬ食べ物にぶどうが含まれていて、症状が発生する可能性があります。

 

そもそも、人間の食べ物を愛犬に与えると、ぶどうに限らず、その他の食べ物が混ざっていて症状が起こる可能性もあるのです。

 

人間の味つけは犬にとっては味が濃すぎて、愛犬のからだにもよくないので、人間向けに味付けされた食べ物を与えないようにしましょう。

 

愛犬にぶどうは少量でも食べさせない

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ぶどうは愛犬にとって、命を落とす可能性もある危険な食材です。

 

誤食事故を防ぐために、飼い主は注意する必要があります。

 

この記事を参考に飼い主さんがぶどうを食べるときには注意するようにしましょう。

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