しょうがを犬に与えても問題がないのはもちろん、犬にとってもさまざまな健康効果が期待できる食材です。

しかし、犬に与えるときにはさまざまな注意しなければならない点があります。

そこで、この記事では犬にしょうがを与える際には、どのようなことに注意すべきなのかをご紹介していきましょう。

犬にしょうがを与える前に参考にしてみてください。

犬にしょうがを与えても大丈夫！一日に与えてもよい目安量

犬にしょうがを与えても問題はありませんが、一日に与えてよい量には限りがあります。

一日に与えてもよいしょうがの量

愛犬にしょうがを与える場合、与えてもよい目安量は以下の通りです。

体重5kg：小さじ1/4

体重10kg：小さじ1/2

体重20kg：小さじ3/4

目安量以上のしょうがは与えないようにしましょう。

初めてしょうがを与えるときは少量から

しょうがを初めて与えるときに、いきなり目安量程度のしょうがを与えるのは避けましょう。

お腹が弱い犬の場合は、少量でも刺激が強すぎる場合もあるからです。

また、しょうがの成分にアレルギーを持っている可能性もあります。

まずは、目安量よりもかなり少量のしょうがで試してみて、体調に変化がなければ、目安量程度をあげるようにするとよいでしょう。

かならずすりおろして！愛犬へのしょうがの与え方

愛犬にしょうがを与えるときには、いくつか注意すべきポイントがあります。

それぞれご紹介しましょう。

必ずすりおろす

しょうがを与えるときは必ずすりおろして与えるようにしてください。

そのまま与えると消化がしにくく、お腹を壊す可能性があります。

食べる直前にすりおろして、香りをたてるようにするとよいでしょう。

皮をむかずに与える

しょうがをすりおろすときは、皮をむく必要はありません。

皮と身の間の部分に栄養が多く含まれているからです。

すりおろす前にはしょうがを念入りに洗い、皮に付着している汚れをよく落とすようにしてください。

与えすぎに注意する

しょうがは刺激が強いので、与えすぎて愛犬がお腹を壊してしまわないように注意しましょう。

しょうがを与えるときは少しずる与えるようにして、愛犬の誤食にも注意するようにしてください。

愛犬にしょうがを与えるときのおすすめレシピ

愛犬にしょうがを与える際は、どのように与えるとよいのでしょうか。

すぐに実践できるかんたんな方法をご紹介します。

刺身やお肉といっしょにトッピング

しょうがを与える方法として、とくにおすすめしたいのは刺身やお肉と一緒に、いつも食べているフードと一緒にトッピングする方法です。

お刺身と合わせることで、生魚の毒消しにもなります。

生のまま与えられるので便利です。

ぬるま湯でしょうがスープ

愛犬に与えるときにおすすめなのが、しょうがをスープにする方法です。

目安量のすりおろしたしょうがにぬるま湯を加えて混ぜ合わせれば完成します。

香りがたつようにお湯を足す直前にすりおろすようにしてください。

犬にしょうがを与えるメリット

最後に犬にしょうがを与えるときのメリットと注意点をまとめておきます。

しょうがを与える前に認識しておきましょう。

犬にしょうがを与えるメリットは主に以下の通りです。

・心臓のサポートをしてくれる

・肝臓や腎臓のサポートをしてくれる

しょうがには抗菌作用や解毒作用があり、肝臓や腎臓をサポートしてくれます。

また、血液をサラサラにしてくれる効果もあり、心臓をサポートしてくれるのです。

犬に与える量は少量ですが、期待される役割は大きい優秀な食材です。

犬にとってもしょうがは健康食材！

犬にとっても、人間と同じようにしょうがは健康に役立つ食材です。

しかし、犬にとって刺激の強い食材であることは間違いないので、しょうがを与えるときには与えすぎないように注意しましょう。

しょうがを正しく活用し、愛犬を健康に導いてくださいね。