愛犬にサバ缶を与えても問題ありません。そのまま与えることができるので、便利な食材と言ってよいでしょう。

しかし、愛犬にサバ缶を与えるときは注意が必要な面もあります。

そこで、この記事では愛犬にサバ缶を与える正しい方法や注意すべき点を解説していきましょう。

愛犬にサバ缶を一日に与えてよい量とは？

愛犬にサバ缶は与えてもよい食材であることは確かですが、与える際には一日の目安量を守って与えなければなりません。

初めてサバ缶を与える前に、一日の目安量を把握しておきましょう。

一日にサバ缶を与えてもよい量

一日に与えてもよいサバ缶の量は以下の通りです。

体重5kg：30g

体重10kg：50g

体重20kg：90g

これ以上の量は与えないようにしましょう。

目安量程度のサバ缶を与えた日は、ドッグフードの量を通常の3/4程度の量に減らして与えるようにしてください。

毎日のように与えるのではなく、ときどき与える程度にとどめましょう。

初めてサバ缶を与える際は少量から始める

犬がどんな食材にアレルギーを持っているかは、食べてみなければわかりません。

いきなり目安量程度を与えてしまい、もしアレルギーを起こしたら重症化してしまいます。そのため、最初は少量から与えるようにしましょう。

少量を与えて異常がないことが確認できれば、徐々に量を増やして目安量程度を与えるようにしてください。

もしサバ缶を初めて食べた時に皮膚をかゆそうにしたり、目が赤くなるなどの異常が確認できた場合は、それ以上サバ缶を与えることは避けましょう。

サバ缶を愛犬に与える正しい方法

愛犬にサバ缶を与える正しい方法について、詳しく解説していきます。初めて与える前に目を通しておきましょう。

缶を開けてそのまま使える

缶を開けたら、刻んだりする必要もなく、そのまま与えることができます。

犬は与えた分だけ食べてしまうので、与える量には注意しましょう。

必ず水煮の缶を購入する

サバ缶はサバ缶でも、味付けがされたサバ缶は購入しないようにしてください。あくまで水煮の味付けがされていないものにしましょう。

購入する際、水煮の種類がいくつかあった場合、パッケージの成分表をよく見て、もっとも塩分が少ないサバ缶を選ぶようにしてください。

塩分の排泄を助ける野菜と合わせる

塩分はなるべく避けるべきですが、サバの水煮にはどうしても塩分が含まれるので、塩分を完全に避けることはできません。

そこでおすすめなのは、塩分の排泄を助けてくれる海藻や野菜と一緒に合わせることです。刻んだレタスやわかめと合わせて、塩分を吸収させ過ぎないようにするとよいでしょう。

愛犬にサバ缶を与えるメリットと注意点

愛犬にサバを与えるときのメリットと注意点をお伝えします。

サバ缶を与えるメリット

愛犬にサバ缶を与えるメリットは以下の通りです。

・栄養価が高くヘルシー

・血液をサラサラにする成分豊富

・たんぱく質補給源になる

サバ缶は調理の必要がなく、そのまま与えられる点がとても便利な食材です。

缶詰には添加物が少ない場合が多く、骨ごと煮ているものがあれば、さらに栄養満点です。

栄養価が高いのが特徴ですが、カロリーが高くなくてヘルシーなので、肥満対策にも活用できます。

サバ缶を与えるときの注意点

愛犬にサバ缶を与えるときの注意点は以下の通りです。

・与えすぎに注意する

・塩分量に注意する

・塩分排泄を助ける野菜と一緒に与える

愛犬に必要な塩分はごくわずかで、人間の食べ物を与えるとどうしても塩分過剰になりやすいという欠点があります。

そのため、愛犬にサバ缶を与えるときは、塩分の排泄を助ける野菜と一緒にとるようにしましょう。

愛犬にサバ缶を与えるときのおすすめレシピ

愛犬にサバ缶を与えるとき試したいおすすめのレシピをご紹介します。

そのままトッピング

サバ缶最大のメリットは、缶を開けたらそのままトッピングとして使用できることです。

塩分があるので、海藻類や生野菜と一緒にトッピングするとよいでしょう。

野菜と一緒にスープに

野菜と一緒にスープにすることで、サバの香りがたって愛犬の食欲をそそらせることができます。

サバの水煮にお湯を加え、刻んだ野菜や海藻を入れましょう。味付けは必要なくて簡単です。

サバ缶は愛犬にそのまま与えてOK!

愛犬へのサバ缶の与え方を解説してきました。

サバ缶は水煮の味付けのないものを選び、さらに塩分量の少ないものを購入することで、安全に愛犬へ与えられます。

また、塩分排泄を促す野菜と一緒に与えることも、安全性を高めるポイントです。

塩分に気をつけながらうまく与えて、愛犬の健康のために活用してみてくださいね。